7月20日、台風が沖縄本島を直撃したにもかかわらず、参加申込者の8割近くの方々がセミナーに参加いただきました。
参加企業は沖縄県内のIT企業や監視カメラ販売企業が中心でしたが、人工知能への取り組みを検討しているものの、きっかけが掴めないといった悩みを持っているようです。
また、これまでも人工知能のセミナーに参加したこともあるが、難しい技術論ばかりでよくわからないという方もいました。
今回登壇いただいた久保江勝二さんは人工知能の開発に30年近く関わり、コマツの自動化施工やトヨタの故障検知システムにも携わった経験もあり、人工知能を実運用システムに取り入れてきた第一人者です。
数学的には難しい人工知能の本質を、様々な動画やイメージ図を巧みに織り交ぜて、難解さを最小限に抑えながら人工知能の魅力を伝えていただきました。
講演がすすむにつれ、引き込まれるていく不思議な感覚。
人工知能を技術面だけでなく、脳科学の視点からも持論をすすめる久保江さんならでは独特の表現が共感をもたらしたのかもしれません。
講演後も「もっと続きが聞きたい」、「はじめて人工知能の一部がわかった」と称賛の声とともに、開催への感謝の言葉をたくさんいただきました。
一年以上も協議会の運営方針に悩み続け、勉強会やセミナーを企画してまいりましたが、やっと手応えを感じた1日でした。
懇親会でも協議会の意義や仲間づくりの思いを参加者の方々に伝えることができ、これからの活動にも明るい兆しが見えたからかもしれません。
とはいえ、やっと一歩すすみましたが、協議会の継続と拡大にはまだまだ課題が山積しています。
さらなる成長を目指して、そして新しい仲間とともに次回の企画に臨みます。
最後に、改めて謝辞を。
講演いただいた久保江さん、参加いただいた企業の皆さん、そして裏方として奔走した理事・事務局の方々に心より御礼申しあげます。
にった
Upside
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