2019年3月7日木曜日

マリンITワークショップ 石垣 2019 発表内容

 マリンITワークショップ石垣の発表内容はこちら


13:00-13:10 開会の挨拶   和田雅昭(公立はこだて未来大学)

13:10-14:10
 セッション1 座長 和田雅昭(公立はこだて未来大学)

「新潟上越における浜と加工場を繋ぐICTイメージ」
 藤原邦浩(日本海区水産研究所)

「宮崎県における海況情報提供システムについて」
 渡慶次力(宮崎県水産試験場)

「スマートフォンを活用した小型船舶の衝突防止:スマートフォンの情報によるCPA解析」
 齊藤詠子(海上技術安全研究所)

IoTによる持続可能な漁業のための操業支援システムの開発と展望」
 ○黒川大智(公立はこだて未来大学)

「水揚量データと海洋環境データを用いたスルメイカの水揚量予測」
 高博昭(公立はこだて未来大学)

「漁獲量心理尺度と機械学習による漁獲量予測モデルの最適化への利用」
 小川哲司(早稲田大学)

「機械学習におけるクラウドソーシングの活用」
 中野鐵兵(早稲田大学)

(膨大なデータ クラウドの容量・運用費用)

14:25-15:25
 セッション2 座長 サフィル・ラマドナ(東京農業大学)

Progress and update of SATREPS project implementation in North Bali
 MUZAKI AHMADBBRBLPP, Indonesia
 ムザキ・アフマド(海洋水産省)

The use of ICT in Banyuwangi capture fisheries
 ANGGAWANGSA REGI FIJICFR, Indonesia
 アンガワンサ・レギ・フィジ(海洋水産省)

Environmental sensors monitoring to support mariculture in Lampung and Lombok, Indonesia
 NUGROHO HADHICFR, Indonesia
 ヌグロホ・ハディ(海洋水産省)

「インドネシアの養殖業におけるEducation & Trainingに向けた取り組み」
 千葉裕之(ニューメディア開発協会)

「インドネシアにおける養殖業のICTVol.3:導入アプローチの改善」
 新田哲也(Upside

「機械学習を用いたGrouperの魚病・斃死の要因特定と予測モデルの開発」
 井上航次郎(公立はこだて未来大学)

「三重県における水産業の特徴とITによる支援」
 江崎修央(鳥羽商船高等専門学校)

15:40-16:40
 セッション3 座長 和西昭仁(山口県水産研究センター)

「海洋情報収集ロボットの開発」
 伊藤喜代志(環境シミュレーション研究所)

「仙台市周辺での水中ドローン運用」
 鈴木宏輔(アンデックス)

「水中タイムラプスカメラの活用について(仮)」
 仲村亮(マリン・ワーク・ジャパン)

「地形・地質を考慮した効果的な沿岸漁業振興の可能性」
 内田康人(地質研究所)

「海苔養殖と牡蠣養殖の現場で、IoTAI企業は何が出来るか」
 土谷信雄(日立産業制御ソリューションズ)

「石垣島におけるパヤオ漁・はえなわ漁へのICT支援」
 藤原淳(Upside

「五島・マグロ養殖基地化を実現するIoTシステム実証」
 福嶋正義(KDDI

16:40-16:50 開会の挨拶  仲山一人(石垣市役所)


にった

マリンITワークショップ 石垣 2019

今年の冬開催は沖縄県石垣市にて開催し、参加者50名以上と盛況なイベントとなりました。

学術系・IT企業・行政職員に加えて、北海道や石垣島の漁師も参加し、ICT/IoTやAI活用といった技術目線だけでなく、水産業の現場の課題解決も含めた幅広い視点で情報交換が実施されました。


弊社からは、「インドネシアにおける養殖業のICT化 第三弾」と「石垣島におけるパヤオ漁・はえ縄漁へのICT支援」を発表しました。

石垣島でのマリンITへの取り組みを現地開催で報告できることは大きな喜びでした。
(とはいえ、2週間前にデータ取得が開始というギリギリの活動でしたが...)
関係する漁師や市役所職員も参加していただき、その情報発信として機能することを期待しています。

     
ワークショップの開催にあたり、現地水産業の視察ツアーも行いました。
八重山漁協の協力で水揚げ現場や競りを見学し、はえ縄漁船やその漁具を勉強させていただき、漁協や漁師の方々の多大なる協力に感謝の念が絶えません。

また、ヤイトハタ養殖場の見学の際にはインドネシアの水産省研究員が同種(現地ではグルーパー)の養殖に関わっていることもあり、積極的な意見交換が行われました。
(弊社のインドネシアにおける養殖ICTの対象魚種でもあります)


次回の函館開催(2019年8月)は二十周年記念でもあり、より活況なイベントなることを祈念しています。


八重山諸島を背景にバンナ公園にて記念撮影


にった


2019年3月6日水曜日

石垣市役所 職員様向け IoT活用の勉強会

 


石垣市の八重山漁協向けIoTアプリの開発をしているご縁で、Upsideが自治体向けに導入もしくは開発中のIoTサービスを紹介する機会をいただきました。


水産業のICT/IoT化の権威である和田教授と併記いただくのは分不相応でしたが、マリンITワークショップ石垣を翌日に開催するための渡航も契機となり、一時間強の勉強会で発表させていただきました。



IoTとの接点を増やす機会とするために、役場の多部門の方が参加されるとの事前情報をいただいていたので、防災や福祉そして水産関連の取り組みを薄く広くお話しさせていただきました。
実サービスには至ってないものの、トライアル中の取り組みや開発中の取り組みを中心としました。
そして、重要なのはそのシステム構成ではなく、関わる関係者(行政・住民・企業・漁協)のそれぞれのメリットは何なのか、そして利用を促進するためにはどうのようなスタンスが必要なのかを軸にしてみました。

また、これまでの失敗例としては、行政視点中心(もしくは補助金ありき)の取り組みで住民目線に欠けていたり、継続的な運用主体が抜けていたりといったことにも触れ、反面教師的な紹介も試みました。


20名以上の参加者に聴講いただき、勉強会として一助の功となれば嬉しいのですが、その結果を知るのは数年後となりますでしょうか...


にった
Upside


ミラクル! クライアント企業のサービスとそのエンドユーザーが総務大臣賞を受賞

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