7月16日、羽田空港国際線ターミナルでウクライナ避難民 エリザベータさんをお迎えいたしました。
オデッサのバレエ団に所属しており、世界ツアーで活躍しています。しかしながら、ツアーの合間は自宅に帰れず、バゲージ二つを抱えてヨーロッパの友人宅に居候する日々だそうです。
今回、親友の近藤雅代さん(ロシアのバレエ団所属)が日本に招待し、さらに、ロシア人バレエ監督であるタチアナさんも加わり、ロシアバレエを体現するプロフェッショナルが揃いました。
3人は6府県のバレエスクールで小中学生向けワークショップ DANCE FOR PEACE を展開。
その様子は、新聞やTVでも紹介されて、ウクライナ避難民の現状を伝えるストーリーや、ロシアとウクライナの政治的側面と芸術に賭ける個人のつながりは別次元であることを伝えました。
なんと言っても、彼女たちの信念は「バレエの素晴らしさを伝えることにパスポートの色は関係無い」ですから。
エリザベータさんを中心とした動画サイト
No War プロジェクトの一環で、ロシアとウクライナの戦禍にあっても「個々のつながり」や「バレエの素晴らしさ」は壊せないとのスピリットを色濃く打ち出したのが、News 23の動画サイト
弊社代表 新田が所属する東京中央ロータリークラブと東京中央新ロータリークラブはエリザベータさんの滞在費と講師活動を支援するとともに、横浜市のアトリエタラントで開催した小中学生向けワークショップを共催しました。
15人の小中学生ダンサー達は普段のレッスンとは異なることにも順応し、世界で活躍するプロへの憧れが将来像を描くことを助長したようです。