2017年4月22日土曜日

IoT セミナー in 沖縄 リターンズ

今年の2月に沖縄で初開催した IoTセミナーとギガビット無線セミナー(どちらも主催はGLBB社)は初めてのチャレンジとしては成功裏に終えました。


詳細は下記ブログ投稿を参照ください。

「沖縄におけるIoT利活用を底上げするためには継続的な活動が必要」との周囲の声も後押しとなり、隔月で継続すべく計画してきました。
いくつもの団体がIoTに関連したセミナーや交流会を実施していますが、我々の狙いは、「IoT技術やサービスを構築するのではなく、提供されるIoTサービスをいかに各社の事業に適用するのか」ということ。
つまり、IoTサービスはあくまで事業拡大のツールであることを意識して頂き、その導入がどのような意味をなすかということを理解してもらうことなのです。
もちろん、実践へと行動してもらうことが最終的な目的ですが...

第二回は4/25に那覇市内で開催します。(もう来週に迫ってます)
その周知活動において、GLBB社松田さんがホームランをかましてくれました。

なんと沖縄の有力紙「沖縄タイムス」でセミナー開催の記事が掲載されました。





どのくらいのインパクトがあるのかはまだ分かりませんが、沖縄においては最大級の広報価値なはず。
セミナーも一部取材されるとのことなので、いつも以上にキバッてトークします!

P.S. 
先週はパラオの地元新聞に掲載され、今週は沖縄タイムスに名前が載り、平民としては二週連続の快挙なので、ひっそりと祝杯をあげています。


にった










2017年4月14日金曜日

パラオの紙面を飾る 空飛ぶ車いすプロジェクト

 

パラオの新聞 TI Belau 紙に空飛ぶ車いすプロジェクトの贈呈式が掲載されました。
サポート団体やデルタ航空でハンドキャリーしたことまで経緯詳細を取り上げてくれたようです。

それにしても時代がかった写りですね。
50年くらい古い記事みたいです。
写真だとこんな感じですが...


にった

2017年4月10日月曜日

ついにパラオへ 空飛ぶ車いすプロジェクト Vol 2

 

パラオロータリークラブの有志と渡航メンバの総勢12名で車イスの寄贈先であるBelau National Hospitalを訪問しました。
病院で迎えてくれたのは、厚生大臣兼病院代表のRobertさん(写真 右端)達でした。

人口2万人の国とはいえ、大臣が診療現場まで赴き、日々政治と現場を切り盛りしているとのこと。
ここでは医師26人が従事しながらも、医師も設備も慢性的に不足しており、諸外国の支援に頼っているのが実情とのコメントでした。
地下資源に恵まれているわけでもなく、観光業以外の成長産業が見出せないまま、変化を見出せずに苦慮しているのがパラオの現状。
まずは医療と教育を充実することから始めるしかないのだろうか...
(とはいえ、パラオには四年生大学はなく、学位を取得するにはグァムか他の島に行くしかない)


病院正面のカープールを陣取り、車いすの開封作業が始まったのだが、我々ロータリークラブだけでなく、大臣自らも加わっての共同作業となりました。
作業半ばの頃、日本人医師の中野さん(写真 右端)が現れ、車いす引き渡し後に現状説明と院内ツアーをしていただきました。
同病院に勤務してすでに三年の月日が過ぎており、限られた設備と人材で奮闘している日々とのこと。
昨今の肥満による糖尿病や合併症の深刻さも火急の課題として、来年以降の新プロジェクト(肥満対策・予防活動)についても妥当性のあるものと認識させていただいた。


中古とはいえ、新古車並みの状態に喜んでいただき、そして病院関係者から何度も感謝の言葉をいただいた。
一年がかりで企画して、パラオまで来た甲斐があったと心から実感した瞬間。
寄贈の数量は満足のいくレベルではなかったが、来年以降も持続可能な礎を築けたことは大きな収穫である。


寄贈の証のステッカーデザインも好評で(ステッカー製作を支援いただいた久保江さんに大謝)全ての車イスの側面に皆で貼付しました。
再訪した時には是非とも利用者とともに再会したい…


なぜか通院患者のパラオ人(前列右端)も記念撮影に混じって、スマイルの嵐で贈呈式は幕を閉じました。


後日、海沿いの屋外レストラン Drop Off Bar & Grill での関係者による打ち上げでは、ビールの美味いことウマイこと。来年度の成功を祈念して、新月の夜は更けていきました。


にった

2017年4月9日日曜日

ついにパラオへ 空飛ぶ車いすプロジェクト Vol 1

 


海外の恵まれない人々に役立つことをしよう。
3年前から始まった「空飛ぶ車いすプロジェクト」。

今年の贈呈先はパラオのBelau National Hospitalです。
2月に大森学園高等学校にて修理した車イス10台を現地に届ける最終工程となりました。
日本からパラオへの海上輸送は良い手段が見つからず、空輸で発送すると一台あたり4万円とあまりにも高額なので、最終的にハンドキャリーすることになってしまいました。

4月4日、東京中央ロータリークラブの国際奉仕委員会を中心に7名の有志が成田空港に集合しました。


少し異様な光景ですが、デルタ航空のチェックインカウンタにて手荷物手続きを済ませ、一同はパラオのコロール空港へ。
成田から直航便とはいえ、20時過ぎの出発便なので、現地に着くと翌日の午前1時と深夜の到着でした。
とはいえ、深夜発着も現地では慣れた様子でそこそこの賑わいで、現地のパラオロータリークラブからGregさんとSuukさんがお迎えに来てくれました。
10台の車イスも即座にワゴン車に積み込み、我々はホテルに向かい、翌日の贈呈式に備えました。

翌日は曇り時々晴れ。
時折太陽が強い陽射しを照りつけるなか、パラオロータリークラブの例会に参加しました。


プロジェクトの概要と今回の訪問目的を共有し、来年以降も「空飛ぶ車いすプロジェクト」を継続し、パートナー関係を強化することで意見は一致しました。
また、米国文化の踏襲による食生活が一因とされる肥満問題もパラオでは深刻化しています。
来年度は肥満対策のプロジェクトを追加し、食事療法と運動促進を啓蒙する活動も盛り込んでいきます。


振り返れば、本年度は初めてパラオとの共同プロジェクトをスタートしましたが、当初は連絡先もおぼつかず、現地の意思確認だけでも数ヶ月を要した手探り状態からのスタートでした。
ナンクルナイサの気分で楽観的に取り組んだものの、贈呈先の選定や輸送手段の難航に加え、修理作業や渡航の参加者集めに奔走の日々でした。

関係団体の協力やロータリアンの協力があっての課題克服でした。
特に、パラオロータリークラブのGregさんが重要な現地パイプ役として尽力いただいたことに感謝の念が絶えません。
現地クラブの合意取りつけや贈呈先病院との折衝、そして免税手続きなどなど。
彼との記念写真は特に感慨深い一枚となりました。


この後、皆で最終贈呈先のBelau National Hospitalへ移動となりますが、それは Vol 2 ↓ にてご紹介します。

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