今年で3年目となる空飛ぶ車いすプロジェクトが始動しました。
当プロジェクトは、東京中央ロータリークラブが中心となって、9つの団体がコラボして、アジア・パシフィックの恵まれない人たちへ車いすを寄贈しています。
国内で約5万台の車いすが廃棄されている一方で、発展途上国では車いすの供給が圧倒的に不足しています。
理由として、現地では原則として「自費購入」のために車いすが高価すぎて買えない人たちが大勢いるためです。
空飛ぶ車いすプロジェクトでは、中古車いすの調達・修理・現地への輸送・必要とする人たちへの引き渡しまでを一貫して実施します。
今年は、パラオとサモアに計21台を寄贈する予定です。
本日の作業は来年2月5日の修理作業本番の前に、大森学園の皆さんの指導をもとに有志9名が事前トレーニング(4台の修理)を受けました。
まずは、前輪のベアリング修理とフレームを清掃し、タイヤをパンクしないチューブレスに交換。
さらに、ロックレバーやブレーキ調整をした後、輸送用に梱包して、作業完了!
毎年、規模が大きくなるとともに、新しい仲間が増え、さらに寄贈先の国も多彩になっています。
特に今年は、パラオロータリークラブと継続的に友好関係を築くための布石でもあり、チャレンジ満載です。
ボランティア活動を通して、人とのふれあいやチャレンジを味わえるなんて、贅沢な時間を過ごしている気分です。
4月にはパラオで車いすを寄贈して、さらに笑顔の輪が増えたら、もう最高!!!
にった
Upside