2017年3月11日土曜日

目指せ! パラリンピック金メダル

 


青少年の未来を拓く。
東京中央ロータリークラブのスローガンです。
スポーツに情熱を注ぐジュニア世代のサポートもその一つです。


車いすジュニアテニスのコーチとして、第一人者である丸山弘道さんが主宰する
「第三回車いすジュニアテニス選手権」が3月11日に慶応大学日吉キャンパスのテニスコートで開催されました。
日頃の成果を発揮し、選手仲間としての交流を楽しめる貴重な企画。

残念なことに、ジュニア専門の車いすテニス大会は国内でもまだわずかしか開催されていません。
理由として、選手の移動や会場確保、そして運営を支えるボランティアが必要ながらも、その費用もマンパワーも不足していることが課題となっているのです。

微力ながらも、東京中央ロータリークラブも大会に協賛し、その一部を支えさせていただきました。


選手達の試合を応援しながら、スポーツを通じて肉体を鍛えるだけでなく、協力や思いやりを学び、精神的な成長となる素晴らしい機会であると再認識いたしました。



高学年の選手は我々のような中年の同好会よりもはるかに質の高い戦いとのこと(私はテニスが得意ではないので、知人のコメントを借りて)。
そして、打球もさることながら、ボールコントロール以前に、車いすのコントロールや打点への移動が、詰将棋のように事前に計算されているのです。
これは、知性の勝負であると。まさに、知力・体力・精神力が備わった選手たちなのです。

開催を支援するという立場であるよりも、試合観戦を楽しませていただく観客になった気分でした。



 

当大会は、パラリンピック金メダリストの国枝選手も特別監修を務めています。



お固くいうと監修役ですが、側で見るとテニス仲間として溶け込んでいる姿に器の大きさを感じさせます。
世界一流の選手に対しても、ジュニア選手に対しても、同じ敬意と親交を深めている。
何気ない交流にも高潔さが滲んでいました。




ジュニア選手の未来のために
関わる人たちの心の豊かさのために

「大会の継続」と「さらなる広がり」に繋げていきたい。


にった

 

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