2018年5月29日火曜日

インドネシアの養殖にIoT活用 一年間の経過報告

 

背景として...

インドネシアの養殖業は高いポテンシャルを持つ一方で、大量斃死や環境破壊といった課題を抱えており、生産性向上と環境保全の両立が緊急の課題となってます。
そこで、自然環境要素と社会環境要素を収集し、インドネシア海洋水産省との連携によって養殖業ビッグデータを生成・分析することで、5年計画で漁業・養殖業を最適化することに取り組んでいます。

このプロジェクトには、はこだて未来大学和田教授を中心とした産官学連携チームですすめており、Upsideも養殖作業内容の可視化やセンサー情報のIoT化に参画しています。


【平成29年度の目的と経過 - 養殖作業の可視化】

バリ島北部のゴンドールにおける魚類養殖業の情報化のためのiPhone端末用アプリケーションを開発し、養殖業者へのインタビューを重ね、利便性を向上させるよう改良を加えました。

参考までに、現在は携帯端末でSMSで業務内容を報告しているのが大半です。

養殖現場から日々報告される情報には魚のへい死数や給餌量、出荷量などがあり、月報には平均重量や生簀間の移動数などが含まれていた。

これらを情報化してデータベースで蓄積するため、LTE端末上で入力・報告するGUIアプリケーションとしました。




養殖業者からの要望をもとに入力画面はいけすの配置を模したグリッド型とし、蓄積された情報の出力画面は経営者が必要とする管理情報を集約してダッシュボードや関連グラフによって表示しました。






【今後の予定】

平成30年度からゴンドールの4つの養殖場で使用が開始され、データを継続的に生成します。

さらに、プロジェクト全体としては、センサー情報等の環境情報も包括して、漁獲高改善の分析を実施します。



にった

2018年1月28日日曜日

空とぶ車イスプロジェクト2018


国内で毎年約5万台の車いすが廃棄されている一方で、発展途上国では車いすの供給が圧倒的に不足しています。
理由として、現地では原則「自費購入」のため「車いす」が高くて買えない人達が大勢いるためです。
日本で廃棄される運命だった中古車いすを自分たちで修理して海外に寄贈する活動が空とぶ車イスプロジェクトの趣旨となります。

プロジェクトは4つのステップで推進しています。


Ø  中古の車いすを提供頂く活動

Ø  車いすを分解・修理・洗浄する活動

Ø  修理した車いすを現地に輸送する活動

Ø 現地で必要とする団体に贈呈する活動    


四年目の修理作業となる今回は、車椅子を分解・修理する活動を128日に大森学園高等学校で実施しました。



参加団体は東京中央ロータリークラブのほか、東京蒲田ロータリークラブや東京三鷹ロータリークラブに加えて、中央大学ローターアクト・八王子ローターアクトや大森学園インターアクトで、総勢30名を超える参加者となりました。



初参加の方も経験者と共に汗をかき、合計20台の車椅子を修理が完了しました。
スリランカに寄贈すべく、梱包作業まで丁寧に仕上げることも忘れずに。。。



日本では廃棄される運命だった車椅子が異国では役に立つ。

参加者が作業に込めた想いと汗が、きっと次の利用者にも伝わってくれる。


何よりも... 

修理している参加者がプロジェクトの意味をかみしめ、仲間と楽しんでいる姿が最高の収穫のような気がします。



にった

2017年12月31日日曜日

今年のラスト記事


今年を振り返ると、前半はブログ掲載を積極的に行いましたが、8月からの大失速を深く反省せねば。
事務所移転や過密な出張スケジュールを言い訳するとしても、ライトな記事すら書けない理由にもなりませんね。

来年は「長野や沖縄の地域経済活性化や無線市場の動向を掲載し続ける」と肝に銘じて、年越しします。

新年におきましても、皆さまのご健康とご多幸をお祈り申しあげます。
来年も引き続き宜しくお願いします。


にった

2017年8月1日火曜日

IoT ビジネス推進コンソーシアム沖縄 活動開始!

7月の沖縄は刺すような日差しで、我々の生命力を試すかのごとく、容赦ありませんでした。


エアコンの効いた会議室で一息つきながら、仲間の来訪を待つこと15分。

20174月に那覇市内で初会合を開いてから今回で3回目の会議となります。

当初は「各社の参加意向」や「組織化することによるメリット」などがぼんやりとしていながらも、議論を重ねるごとにコンソーシアムの意義や具体的な活動がクリアになってきました。



本音トークを重ねると、各社の強みや悩みが湧き出てくるようになり、それぞれの参加の動機や期待、そしてコンソーシアムの将来像が重なり始めました。

ある時、現状のビジネスの生々しい悩み(それ言う?と言わんばかりの悩み)を持ちかけたとき、別の会員が容易く解決策を紐解きました。 

.......  それもアリなんだと参加者の気づきの瞬間。
思いのまま議論を深化できる環境は心地よく、そして、ビジネスにも役立つのでは?と期待も高まります。


よく使われる言葉で、「協業」はそれぞれの企業が事前に分担をしながらビジネスを推進すること、「共創」は進むべき方向性や動機が一致した異質のプレイヤーによって成果を生み出すことではないかと思います。


このコンソーシアムで共創が体現できたら、凄いシナジーが生まれはず。
もちろん、課題解決や事業支援活動は自発的に展開されていくでしょう。
みなの動機と将来像が重なり続ける限り。 




もちろん、ビジネス抜きで楽しめる時間もトッテモ大切です!


にった

 




2017年7月12日水曜日

小谷村の防災構想にIoT活用を!

総務省が公募した「地域IoT実装推進事業」について、採択候補が7月7日に報道されました。




昨年度から長野県小谷村の地域活性化プロジェクトに参画させていただいており、本年度の活動においてもプロジェクトをステップアップすべく、上記推進事業に小谷村が応募する運びとなりました。

今回は「G空間を活用した小谷村防災まちづくり」をテーマに地震や水害発生時の避難誘導や情報発信にIoT(特にG空間情報)を活用とした提案でした。

ちなみに小谷村は長野県と新潟県の県境に位置する人口3000人弱の山村部です。






夏は緑豊かな乗鞍や妙高へ山岳ファンが集い、冬は栂池などのスキー場でウインタースポーツが盛んな地域です。
とはいえ、3年前に被災した神城断層震災では震度6弱の激震に見舞われ、その他にも長野では地震の被害が絶えないのが現状です。

今回の提案では喫緊の課題へのIoT実装が最適なタイミングだったのですが。。。
残念ながら採択には至りませんでした。

ちなみに採択の17案件はこちら。


全国に11の総務省総合通信局(沖縄のみ総合通信事務所)があり、各自治体や企業からの推進事業の応募はそれぞれの地域の通信局が窓口となっての対応となってます。
従来であれば、地域ごとにある程度分散しての採択が主流なのですが...
よく見ると、17件の採択のうち、九州総合通信局管轄で5件、しかも全て防災分野。
3割が九州に集中して、8つの分野からも3割が防災分野(全て九州)。

緊急性の順位が反映しているようにも感じるのですが、今回は内容を重視して「慣例的な地域や分野に分散する」といったことはしなかったとも受け止められます。
寸評をする立場でもないので、若干の愚痴に聞こえてしまいますね。

時間は巻き戻せないので、今後の活動目標として、小谷村の防災対策をいかに効率的に安全にするかを支援するしかありません。
補助金に頼らず知恵を絞れ!との神の声としましょう。

なんてったって、小谷村のスローガンは
「つくるのは あなた 明日のおたり」





にった


ミラクル! クライアント企業のサービスとそのエンドユーザーが総務大臣賞を受賞

3年以上の開発支援をしてきたフジテコム様のリークネッツセルラーサービス。 上水道管路の漏水検知システムが従来検収事業モデルからLTEによる自動データ収集機能に昇華して、新しい価値の創出が社会に認められた瞬間です。      弊社代表新田      フジテコム様          ...